冬支度への寒露

長月8日(10/8)

寒露。

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乾季に入って第2番目の季節。
燥邪が活躍してくるので私たちは乾燥対策を。
とくに皮膚、口、唇、喉を守ってあげましょう。

喉の痛み、咳、イライラには、
菊花に蜂蜜をいれたお茶が潤わしてくれますよ。

そして大腸の蠕動運動も促していきましょう。
肺と大腸を守ります。

もし、心が悲しさ、淋しさがフッとうまれてきたら、
肺と関係しています。
この時期は肺のバランスを取るのに、なかなかコツがいるとき。

寂しさに自分が飲み込まれていかないよう、
寂しさが私と打ちひしがれないよう、
呼吸を観察し、綺麗な環境に身を置くと心地よく過ごせます。

どうしてもバランスが取りにくいときは、
アロマセラピーが癒しになります。

安心し落ち着き元気をもたらしてくれる、
ベルガモットなど、
心を癒し体の循環をサポートしてくれるでしょう。

全身全霊で太陽に感謝、礼拝する太陽礼拝は、
一つ一つは祈りの動きになります。

私たちが神社に行ったとき、二礼二拍手をしたりするように、
ヨガが生まれたインドでは神に祈る動作から生まれてきたそうです。

太陽の出る時間がだんだん短くなっています。
日の出ている時間、暖かな日差しを受けて、
私たちも元気になり、植物も栄養を循環していきます。

日々の中で、朝夕の太陽礼拝で、
毎日の生活を循環させていくと、
自然と肺経絡も刺激し、風邪に強い体作りができます。

外の世界は冬に入る支度をしています。
私たちの意識が外に向いて生活の準備をする分、
内側の体も太陽礼拝をして冬に入る準備の支度をしてあげましょう。

Namaste.