終わりで始まりの冬至

霜月23日(12/21)

冬至。
下弦の月。

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北半球では日の出る時間が一番短い時。
冬至は陰が一番極まり、陰陽の転化が始まり、新たな陽の芽が出てきます。
この出始めた陽気は、まるで生まれたての赤ちゃんを守るように、
大事に大事に育ててあげましょう。
始まりの基礎が守れると、この一年が健康に過ごせます。

目には見えませんが、私たちの中で始まっていること。
今の自分の循環状態が見えないからと言って粗末にしたら、
そのあと一年が変わります。
始まりが肝心。

台湾では、
湯圓を食べることが昔からの習慣です。
湯圓(タンユエン)と似た音の意味で、團圓(タンユエン)という動詞があり
それは家族団らん、健康に過ごせるように、楽しく過ごせるように、
といったような意味があります。
そういった意味でも、皆でいただきます。

昔は新年がこれから来ることから、仕事も休みでお祝いをしていました。

日本より南に位置するアジア圏の新年は、
新暦ではなくて、太陰太陽暦です。
その新しい年へと変わっていく節目の約1ヶ月。
時間の転化は、私たちの転化でもあります。

農夫の友達の、牛はこの日は仕事を休みます。
空は澄んで、北斗七星がよく見えます。

世間は年末で忙しかったり、
忘年会などで忙しかったりする頃ですが、
今の自分、生活や食べ物を大事にする生活を始めると、
今まで気づかなかった物事が、目に見えない物事が、
そこにあるのを感じられ、
そして今の自分を信じて生きられるようになるのではないかと思います。

他の人に合わせるのではなく、
大いなる自然に合わせ、自分に合わせることを習慣にしていきませんか。

素敵な冬至を・・
素敵なクリスマスを・・・

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Namaste.