「四物湯」女性の味方の薬膳スープ

自由が丘のワークショップでも
お話しさせて頂いた、

『四物湯』

という、漢方調合されたスープ。

湯=スープ

と言う事。

ですが、正直その漢方だけだと、飲みにくい・・・

なので、生活の中でも取り入れられるように
漢方料理が作られました。

台湾の人たちは、
食事が「薬膳」薬の用な物ともとらえて食事をしています。

「良薬口に苦し」・・・日本
「良薬苦口」・・・・・台湾

それに、鶏を入れると、

『四物鶏』

になります。

鶏、もしくは豚でも良いそうです。
骨付きでしてください。

鶏だと、まるまる一匹が一番良いです。

このお肉は、一度お湯でボイルして、あくを取ります。

それから、これらと一緒に煮込みます。

4種の漢方(上の4つ)

  1. 当帰(トウキ)20g
  2. 川芎(センキュウ)9g
  3. 白勺(ビャクシャク)12g
  4. 熟地黄(ジュクジオウ)15g
  5. 紅棗(デーツ、ナツメヤシ)(種を取る)10粒
  6. 枸杞の実 少々

水 1500〜2000cc
米のお酒 200cc

漢方の4つ、これらだけだと、味に甘さがないので、
甘みを出すのに、デーツと、枸杞の実を入れます。

1、まずは、鍋でお肉のアク抜きをします。
2、それから、鍋に、鶏丸一匹、漢方、水、酒をひたひたになるまで入れます。
3、蓋を閉めて、30〜分ほど煮込みます。
4、味見をして、スープの濃さを調節してみてください。
 (味の強い、塩、醤油等はいれませんよ〜!)好みで野菜等入れても構いません。
5、出来上がり!

生理の前、生理の後にこのスープを飲むと良いです。
お肉や野菜も一緒にいただきます。

生理がいつ来るのか分からない人、
生理がバラバラの人、
生理痛がひどい人、
産後の人、

にとても良い、薬膳です。

生理くる前に、ちゃんとケアしてあげる。

生理くる前に、冷たいものばかり飲まない。
生理くる前に、ちゃんとケアしてあげたら、生理痛はなくなります。

生理が来る前に、ケアできたら、病気は防げます。

身体をしんどくさせるのも自分次第。

疲れたり、しんどいのを知っててケアしてあげないと、
どんどん、痛みや、疲れは溜まります。

これから、夏にむかいます。
しっかり汗もかいて、身体の巡りをよくしてあげましょう。

・・・当帰(トウキ)・・・
女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの生成を安定させてくれたり、
月経周期を整えてくれたり、生理痛などの症状に働きかけてくれます。
更年期障害や子宮内膜症の症状の緩和にもいいといわれているそう。
神経を落ち着かせる効果もあるため、PMSによる症状にも有効とされています。

・・・川芎(センキュウ)・・・
頭痛、のぼせ、貧血、各種婦人病

・・・白勺(ビャクシャク)・・・
産前産後の諸疾を治す、血脈順調、心を和らげる、
生理不順、生理痛、不正性器出血、自汗、盗汗

・・・熟地黄(ジュクジオウ)・・・
血虚、貧血、肝臓の疲れを取り除く、
めまい、耳鳴り、腰や膝が疼いて痛むものを治す、
糖尿病を治し、更年期障害を治す効用がある。